ミシガン州運転実技試験【Road test】

アメリカ生活
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ミシガン州運転免許証取得方法筆記試験については前回までで説明しました。
今回は、実技試験(Road Test)の実際の流れです。

●試験場の雰囲気は?
こちらで説明した通り、ミシガン州の実技試験は民間業者がやっています。
個人や小さい会社で、教会やショッピングセンター裏の駐車場などを利用していることが多いようです。
なので、試験会場といっても、普通の駐車場に線が引いてあって、ポールが立っているだけです。
指定時刻に行くと、試験官が来てくれると思います。
試験車は無く、自分の車を使用します。会場によっては料金を払えば業者の車を使わせてくれることもあるみたいです。

●試験の流れは?
書類のチェック(車の登録書や保険証は忘れないように!ダッシュボードに入れておきましょう)
→ 軽く車の状態動作チェック(ライトがきちんとつくか)
→ 駐車場内で実技チェック
→ 路上で実技チェック
です。40分くらいで終わると思います。

●駐車場内の実技チェックとは?
①停車
②バック駐車
③縦列駐車
の3点を確認します。各動作が終わり次第クラクションを鳴らして試験官に知らせます。
このチェックの間は、試験官は車の外にいて見ています。
以下のように会場がレイアウトされています。

①停車チェックは停車線から60センチ以内に停めないといけません。意外と前のほうまで停められるので、ご自身の車でやってみて、イメージをつかんでおきましょう。

②バック駐車はそのままです。普段の駐車場のバック駐車と同じようにすれば問題ないです。
不安な方は90度角度がついている状態からの駐車を練習しておきましょう。
ここも、バックの線から60センチ以内に停めないといけません。バックモニタが使える車は使うと簡単だと思います。

③縦列駐車は、日本ではあまりされない方が多いと思うので、練習したほうがいいです。
簡単にご説明すると、
とめたいスペースの前のスペースに平行して停める(なるべく右に寄せておく)
→ゆっくりクリープで進みながら、ハンドルを全部右に回して角度をつけてバックで入っていく
→左後ろの車輪が駐車スペースに入ったくらいからハンドルを逆サイドにきってバックで入っていく
→スペースにまっすぐおさめる
です。ユーチューブなどで動画をみてイメージしてからやるとできると思います。

以上です!アメリカのティーンもやっているくらいですから、そんなに身構えずに数回練習したらできるでしょう。6回まで切り返しができるようですから、困ったらやり直しすればいいです。
なにより、できた!という態度で堂々としていることが大事です。

●路上試験は?
試験会場のまわりの道路を、一般道と高速道路1~2区間走ります。
・速度超過しない
・交差点通過時は左右もよく見る
・右左折、車線変更時には振り返っての死角確認
・交差点を曲がるときに、まっすぐになる前あたりから加速をしっかりする
・高速は落ち着いて合流する
がポイントです。

わたしが受けた試験会場はアメリカの運転注意ポイント 高速道路編 の図で載せている、
合流と降りるのが同じ場所、しかも合流車線がめちゃくちゃ短いという難コースでした(笑)
自宅からやや遠方で受けたため、初めて通る道で、しかも合流する直前に「合流できなかったら試験終了ね!」と脅されてびびりましたがなんとか合格しました!

●試験後は?
無事合格できたら、ミシガン州のシステムに登録してくれます。
翌日以降、再びオフィスに行けば、免許発行の手続きをしてくれます。

<まとめ>
駐車場内で停止、バック駐車、縦列駐車の試験。
路上は右左折、車線変更、高速道路を含むルート。
落ち着いて、できるぞ!と思いながら堂々と受けるのが良し。

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