アメリカの運転注意ポイント 基本編

アメリカ生活
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国際運転免許を取得して渡米したらいよいよ初運転のときがきます。
アメリカで運転、最初はだれでも怖いと思います。
でも移動するためには必要です。
2回にわけて、注意したいと私が思ったポイントをお伝えします。
まずは その1基本編 です。

●右側通行
日本と違って左ハンドル、右側通行です。
道路上だと意外と間違えないので大丈夫です。
ただ、車通りの少ないところで狭い道から広い道に出るとき(住宅地から通りにでるときなど)や駐車場では間違えやすいので意識なさってください。
あと、日本人はどうしても右ハンドルの視野に慣れてしまっているので、道の真ん中より右側に寄って走りがちです。運転席のやや右の箇所が道路の真ん中にくるよう意識しましょう。

●信号、標識を守る
信号は日本と同じです。ただ、タイミングが違います。
日本だと通常、青信号の後に右折信号が青になったりしますが、アメリカはそうとは限りません。
先に左折信号が青になってから直進が青になったりいろいろです。よく見ましょう。

また、右折はほとんどの場合、赤信号中でも一旦停止後に確認して、危険が無ければ曲がることができる、というのが日本と異なるポイントです。
ただし、「NO turn RED」のように赤の時には進んではいけないという表示があるところは信号が変わるのを待つ必要があります。

標識も独特のものがあります。基本自車の右手の標識や道路上に書かれていることに従う必要があります。特に注意したい標識をご紹介します。

「STOP」
言わずもがな、止まれです。停止線の前で止まらなくてはなりません。
そのあと、見通しが悪ければ少し進んで再度停止(二段階停止)し、安全を確認してから進みます。
特に「ALL WAY STOP」や「4WAY STOP」と書かれている標識は、交差点に進入する車すべてが停車しなければいけません。信号機は無いですので、止まった順番に進入するルールです。そのためには、だらだら進むのではなく停止線でしっかり止まって、自分の順番をアピールする必要があります。

「Yield」
これは「譲れ」という意味で、合流で他の車が来ている場合は、自車が譲らないといけません。見通しが良く他の車が来ていないときは止まる必要は無いです。

●線路は一旦停止しない
日本と異なりますが、一般的な車は停止する必要はありません。
遮断機がおりていないことや電車がきていないことは確認しながら進む必要がありますが、ほとんどの車はあまり速度を落とさないので、追突されないように注意してください。
ただし、トラックやバスなどは一旦停止します。追突しないように注意してください。

●速度制限を守る
単位が「mph(時速〇マイル)」です。日本で親しみのある時速の1.6倍と覚えておきましょう。
一般道でも45mph(時速70キロ以上)のところが多いですし、高速道路(フリーウェイ)となると70kphや80kph(時速120キロ以上)で走るところもあります。それぞれの場所に制限速度は表示されているので、守りましょう。
警察はよく働いていて取り締まりは多いです。罰金も高いですし、20マイル超過など悪質であれば裁判になる可能性もあります。トラブルを避けるためにも、制限速度は守りましょう。(遅すぎるのも周りに迷惑で危ないので、周囲に合わせて走りましょう)

●ラウンドアバウト
日本にはあまりない交差点の形態です。ロータリーの形状になっていて、ぐるぐるまわって出たい出口で出ます。ラウンドアバウト内にいる車が優先です。(入ってくる車はYieldでなので待つ必要があります)出そこねたら、もう一周すればOKです。
進入する前にしっかり速度をおとして、まわっている途中は一定の速度でまわりましょう。(速度の目安がラウンドアバウト前の標識に書いてあると思います。一般的に20マイルくらいかと思います)

<まとめ>
いろいろ書きましたが、信号や標識はわりとわかりやすいですし、道の幅も広いところが多いのでしっかり注意して運転すれば大丈夫です。最初はとっても怖いと思いますが、安全運転で生活を楽しみましょう!

※州によって多少ルールは異なりますが、上記はほぼ共通だと思います。

次回はその2 高速道路編として、注意したい場面をお伝えします。

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